昨日、近隣包括支援センターにお声をかけていただき、『認知症の人とその家族を見守る』多職種ミーティングに参加してきました。
医師、地域の民生委員さん、区、包括主任ケアマネ、ケアマネの合計11名の出席です。
支援を拒否する認知症ご夫婦についての検討会です。
認知症だけではなく、支援を開始するタイミングってとっても大事だと思います。
人によっても異なりますが、
・本人が望むのか? 望まないのか?
・家族が望むのか? 望まないのか?
・地域が望むのか? 望まないのか?
他にもタイミングを見分ける要因は沢山あります。
個人的には
本人の意向を状況が上回る前に少しでも、スムーズな形で何かできないものかと感じることが多いです。
本人が拒否し続けることで、在宅生活ができなくなり、急に入所することも少なくありません。
施設入所が悪いわけではないのですが、出来れば順序だてて進められるといいなと思うのです。
急な状況の変化は、やはりストレスが大きい。それが最大の根拠です。
今回のように支援を拒否する方がいた場合、何ができるのか?
医療の介入?、インフォーマルの活用?、介護保険サービスであれば、どうすれば少しでもスムーズに介入できるのか?
とにかく介護保険に限定せず、その人に対して周りが何ができるのか? ← これが一番大事だと思います。
ケアマネジャーは給付管理することで報酬につながりますが、これからはインフォーマルとの連携も確実に必要不可欠なものになることは間違いありません。
間違いなく求められることは多くなっています。それに対応できるケアマネでありたいです。
昨日のミーティングでは良いキーワードが沢山みつかりました。
生活実態、認知症は一人ではなくみんなでみる、ケアの力、不安を和らげるアプローチ、見守り活動、地域と専門職との連携等など。
各職種からの意見はとても勉強になりました。人の意見に気づかされることが多く、「なるほど。そういう角度から見てるとこうなるんですね?」といった感じです。
私自身勉強させてもらいました。少しでもケアマネとして、良い対応ができたらいいなと思います。
ありがとうございました!