データ連携システムで初めてデータの取り込みに成功!!!!
4/20~データ連携システムを取り入れたトライドですが、今月は提供票の送信をしたところ、10社程度に増えていました。先月は2社だったのに(笑)6月以降取り入れますとか、8月のシステムアップデート後に対応可能です等、徐々に広まっている感があります。
やはりデータ連携を望んでいるケアマネさんから問い合わせが多いという事業者さんがいる一方で、なんじゃそりゃ?というケアマネと事業所も多い印象です。
データ連携は本当にすごい!!!
データ連携できる事業者が4月の段階では2社、現在は10社に増えました。少ないのですが、8社増えるって多いと思うんですよね。
提供票は10社に送れるのですが、サービス事業者からデータで送られてくる実績は本当に取り込めるのかな?という疑問もあったのですが、無事取り込めました!
これってマジ凄いです!
実際の画像はこちら↓
トライドが利用している管理ソフト『トリケアトプス』です。カイポケのように色々とやっている訳ではないですが、価格以上に賢いソフトだと思っています。トリケアトプスの管理画面になります。
670単位と500単位は予定通りということで実績欄に『1』が」立っています。
いつも無視している無料(0単位)の車いす付属品まで実績が入っています。つまり、予定通りでなければ一行追加で入るんです。この点については、サポートにも確認済みです。
これ凄いでしょ~!
合計58件分送ってくれたのですが、複合機の紙代がゼロ、それをケアマネごとに仕分ける事務員の労力ゼロ、ケアマネの実績入力時間ゼロ(確認は必要です)等、これって革命ですよ。超SDGsです。
だからこそ多くの事業者が取り入れなければ意味がないのです。データの取り込みは事務に教えてやってもらったのですが、慣れれば特に難しいものではありません。
とにかく感動です。
残念なお知らせ
先日、多くの利用者でお世話になっている訪問看護さんから、データ連携できましたとの連絡をいただいたのですが、カイポケさんが未だに対応していないとの事で、敢え無く断念。こういった場合、データ連携システムでPDFでのデータのやり取りはできても、管理ソフト側がCSVデータを取り込めないので、データでのやり取りはできないということです。
そんなことあるんだ~と思い、カイポケに電話したところ、データ連携は未対応なので、カイポケで提供しているカイポケ連携をご利用くださいとの事。自社で色々と取り組んできたカイポケさんからすれば面白い話ではないでしょうが、厚労省が動いたんだからその流れになぜ乗れない?そんな風に思います。
多くの管理ソフトがデータ連携システムに対応している為、カイポケさんは残念ですね。実に残念。
多くの異なる管理ソフトが、PDFでやり取りするのではなく、管理ソフトにデータとして取り込めるというのは本当に大きな価値なんですけどね~。
周りに合わせるのではなく、自分たちがどうするのか?
ここでも感じるのが、周囲がどうだこうだではなく、自分たちはどうしたいのか?どんなふうにしたいのか?これがやっぱり重要と思います。
周りに合わせて上手くいけばいいのですが、上手くいかない時、周りは助けてくれません。だったらルールを守った上で、自分たちの考えで様々なことを進めていく方がはるかに効率的だと思います。良い意味でも悪い意味でも想像力を必要としないのがこの業界です。
無駄が省けるにもかかわらず、勇気を出すのが億劫だったり、痛みに対して鈍感になりすぎていると、大きなチャンスやターニングポイントを見逃すのだと思います。
データ連携のようなやり方は、以前からあったらいいなと思っていた
数年前に、トリケアトプスさんからの依頼で業界紙(「福祉介護テクノプラス2021.11号」)の記事を書かせていただいたことがあります。
まず、個人的にはだいぶマニアックな雑誌と思っていましたが、歴史のある雑誌のようです。無知ですみません、、、
私が書かせていただいた記事は、「ユーザーが求める介護システム」ということで、トリケアトプスさんの事を書いています。
その中で、書いた記事の一部です↓
『ユーザーが求める理想のシステム』
提供票を印刷し、FAXでサービス事業所へ送信し、そしてその提供票にサービス事業所が実績を記入し、居宅介護支援事業所に返送する。介護保険発足当初から行われている実にローカルなやり取りです。うちの事務員は毎月月末、一日がかりでFAXと格闘しています。又、月初も各サービス事業者からも郵送やFAXで送られてくる報告書の仕分けで大忙しです。さすがにこのご時世、どうにかなりそうな気がします。
ボタン一つで提供票が送れて、ボタン一つで実績が登録できるようなシステムがあったら本当に嬉しいです。
この件で私は努力していませんが、世の中がこの数年で、ボタン一つで送信、ボタン一つで受信の時代に入ったんです。変わるのは一瞬なんだなと感じてしまいます。
まとめ
個人的な話ですが、数か月前、スタッフと話していたところ、お恥ずかしいことに私はバーコード決済をやったことがなく、時代錯誤なローカルぶりでした。スタッフから「活用できるものは何でも活用するって言ってるのに、所長は意外とローカルなんですね~」と馬鹿にされ(笑)、勇気を振り絞りバーコード決済を使ってみたところ、買えたー!なんて便利!今ではほぼ現金決済をしなくなりました(笑)
それとこれとは同じかなって思っています。違うかな?(笑)
初めてのことは怖いものですが、実は使ってみたら超便利だった!!
不安な点としては、紙がないので、100%実績を信用しなくてはいけないのか?予定と実績が異なったら別にもう一行作られるので登録は間違えないだろうか?チェック作業は給付管理票と利用票ページを見比べれば良いのか?等々思い浮かぶ不安要素はあります。これからさらに増えるかもしれませんが、結論、それらを差し引いても、メリットが大きく、このシステムに乗らない手はありません。
多くの事業所が採用し、ケアマネ・サービス事業所共に大幅な負担軽減につながればと思います。
厚労省が「ケアプランデータ連携システムの概要等の周知について」とする通知を発出しました(vol.1096)。これに先がけて、「データ連携のための標準仕様」にかかる通知も出されています(vol.1095)。2023年度からの本格稼働が予定される同システムですが、事業所として見すえたいポイントを掘り下げます。 人件費だけで年間74万円削減の試算の意味 2023年度から稼働する予定なのは、居宅介護支援事業所と介護サービス提供事業所との間のデータ連携システムです。居宅介護支援事業所からサービス提供事業所に向けて提供されるのは、ケアプランの1、2、6(予定)、7表(3表も含まれる可能性あり)。サービス提…