実地指導

実地指導は緊張したけど分かったことが沢山!

コロナにより電話での対応

実地指導は、コロナにより、電話での対応になりました。10月中に電話での対応に変わった旨の連絡があり、10/30までに指定された資料を送ることとなりました。

R01.10~R02.09までの資料です。個人ファイルは5冊です。
①新規ケース
②福祉用具と医療系サービスのケース
③ターミナルケアマネジメント加算を算定したケース

基本1年分。ターミナルケアマネジメント加算算定ケース等は1年未満でも問題なし。

資料をそろえるのが大変

来てもらう方が多分、楽だろうなという気がしました。というのも、資料を印刷する手間がかなりかかります(*_*)

個人ファイルの準備は特に問題なし

個人のケースファイルは難しくありません。コピーするだけですからね。事務員さんにせっせとコピーをお願いしました。

問題は加算の書類のコピー

これらのコピーだけではよくわからないので、ケアマネ別に何月にどの利用者の加算を算定したのかを分かりやすくした一覧表も添付しました。多分それがないとわからないと思うので。一覧表の作成と加算を証明する資料のコピーは結構手間がかかります(‘Д’)

退院退所加算連携回数…68件

トライドケアマネジメントでは、カンファレンスに該当しない情報提供の場合は、厚労省が提示している「退院・退所情報記録書」を作成し、カンファレス要件該当時は、サービス担当者会議の要点も作成しています。それらのコピーと、更には該当する箇所の経過記録を添付しました。経過記録は不必要かなと感じたのですが、根拠を明確にしたかったので添付しました。

【送った資料】
①カンファレンスに該当しない情報提供は、退院・退所情報記録書
②カンファレンスに該当する情報提供は、退院・退所情報記録書+サービス担当者会議の要点
③情報提供やカンファレンスを行った日の経過記録(A4 1枚分程度)

入院時連携加算算定件数…25件

トライドケアマネジメントは、入院時情報連携加算Ⅰ・Ⅱを算定する際は、フェイスシートとADLを送っています。当然FAXした当時の資料は残っているので、それらのコピーと、該当する箇所の経過記録を添付しました。

【送った資料】
①FAXの表紙、フェイスシート、ADL表の写し
②該当日の経過記録

ターミナルケアマネジメント加算算定回数…9件

この加算の書類の準備は大変ではありません。

【送った資料】
①ご逝去前2週間以内に自宅を2回訪問した経過記録

具体的な流れ

10:00~ 電話にて開始。ケース以外の質問対応(管理者対応)。その後、各ケアマネが個人ファイルと加算についての質問を受ける。不足分の書類はその場でFAX(1h程)

11:00~ 昼休憩をはさんでからの講評との事で、13:00まで休憩

13:00~ 講評(指摘箇所の説明)

実地指導での指摘箇所

プラン

・プラン1票…「審査会の意見」がなければ「特になし」と記入する。
・2票と3票の整合性…定期通院等は、週間単位以外のサービスに記載。
→ やや納得いかなかったので根拠を確認したところ、運営の手引きやガイドラインに記載されているとの事。実際に記載されているので、次回プラン交付以降は整合性を意識しなくてはと思います。

入院時連携加算

・入院先の病院に入院時の情報を送る際は、入院した日付を表紙等に記載する。※手書きでも可。若しくは専用の様式を使用し情報提供を行う。

・入院時連携Ⅰを算定していたが、入院日を一日間違えていたことで、Ⅱに変更。
→ 事務所として認識が誤っており申し訳ないです。12月早々に取り下げ再請求を行います。

重要事項説明書

・料金…法定代理受領の場合は、利用料はありませんと追記。又は修正。
・特定事業所加算…算定していないものは記載しない。又は算定している加算に「〇」や「✓」をつける。
・職員体制…管理者には常勤兼務と記載する。とにかくわかりやすく記載してほしい。
・苦情相談の電話番号が異なる。 

まとめ

無事終わったのでホっとしています。トライドケアマネジメントのケアマネ皆もお疲れ様です(^^)

電話での実地指導はとても手間がかかりますね。多分、来てもらった方が早い気がします。電話では見えない部分の指摘はできないので、今後の為にも指摘を受ける箇所はちゃんと受けた方がいい気がします。

指摘を受けた箇所については、すべて修正したつもりです。次回は指摘箇所での指摘はないかなと思います。細かいなと思う部分もありますが、公的保険の仕事と考えると仕方がない部分は大きいです。

実地指導は初めて受けたのですが、トライドケアマネジメントは独立型の居宅介護支援なので、記録の書き方や加算算定等、多分それなりに細かなルールで業務運営をしていると認識しています。その為、日々の成果が評価されたような気がし、なんだか嬉しかったです。従業員のケアマネジャーも、帳票を重んじる意味がより理解できたのではないかと思いました。引き続きスタンスは崩さずに取り組んでいければと思います。

このブログが、今後、実地指導を受ける居宅介護支援事業所の参考になれば嬉しいです。

 

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