ケアプランデータ連携システムの件で取材をうけました
『ケアプランデータ連携システムの件』で、日経新聞に取り上げていただきました。
知り合いのケアマネさんから電話をもらい、記事になっていることに気づきました😅
あまり長い記事ではありませんが、ケアプランデータ連携システムの記事は徐々に増えているので嬉しいです。
興味関心を示す事業所が増えている感覚はあるのですが、やはり経営者の判断が大きいのかなと思います。来社した事業者さんにしつこくお願いしているのですが、以下の回答がほとんどです。
①「何度も上に上げてるんですが、、、」
②「紙からデータに移行したいけど、カイポケ使っているのでできないんです、、、」
③「なんですかそれ?」
③は論外ですがちゃんと説明しています。最も多いのは①②です。
経営者の問題と、介護ソフトのカイポケ問題は実に大きいなと感じます。カイポケは標準様式にも対応していない、データ連携システムにも対応していない。業界シェアはさぞ大きいのでしょうが、とても残念な取り組みだなって感じます。
カイポケさんで思い出すことは実はそこそこ多いのですが、出た当初は確か超激安で、そこに事業者が飛びつき、シェアをとった後で、一気に価格を上げるという恐ろしいことをしたのを覚えています。
確かトライドが起業する前の事です。そんなこと今の事業者さんは知らないでしょうが、大して中身の機能も確認せずに友達が使っている的な感じで増えていったのかなって想像しています。ほかにも請求を落としたこともあったかと思います。私も古いケアマネなので、良いイメージが持てていません。
トライドが介護ソフトを選ぶ基準として考えた時に、カイポケもお試ししました。FAXの送付状が作れなかったり、課題整理総括表が装備されているのか?かつ、アセスメント・課題整理総括表・ケアプランが連動しているか?、請求は請求用のソフトが必要なのか?請求までのフローが簡単か?等です。
カイポケは日々の業務で使う分には、痒い所に手は届かないけど、悪いソフトではないと感じています。ただ、トリケアトプスの方がより勝手が良かったと感じました。今ではその時の選択が間違ってなかったと思っています。とにかくカイポケはデータ連携に対応していないとういうのが個人的にはアウトですし、利用している事業者が多い分流れに乗れていません。
業界の意識改革は必要ですが、なぜ紙からデータにしようとしないのか?不思議でなりません。
今回の件でソフトの見直しも含めて検討しますと言っている事業所もありました。
ソフトを変えるというのは敷居が高いですが、世の中の流れに乗れないというのはやはりアウトだと思います。
みんなで無駄を省けば、浮いた時間で別の業務なり有休取得等、様々なことに使うことができます。無駄な資源も節約できます。
紙媒体を課題ととらえていない経営者や、データ連携に対応していないカイポケをはじめとしたベンダーさんには、時代にあわせた動きを取ってもらいたいです。