以前から記事にしていますが、トライドケアマネジメントのケースの多くは医療機関の紹介です。
包括と一緒に仕事をすることがあまり多くはないので、こういう記事を書こうと思わなかったのですが、久しぶりに包括職員とかかわることがあり、まったくサポーティブではないなと感じ、記事にしてみようと思いました。
ほとんどの居宅はきっと包括支援センターが主たる依頼先になると思います。もの申す的なことは言えないのが現状です。
言っておきますが、包括職員で人間的に素晴らしい方はとても多いです。大好きな方も多数います^^
包括支援センターの問題職員を紐解いていこう!
包括支援センターは委託業務
横浜市の地域包括支援センターは地域ケアプラザや一部の特別養護老人ホームに設置されており、社会福祉法人が横浜市から業務を受託し運営しています。
横浜市の仕事ですが、運営は民間ということになります。保険者が変われば、市が直営で運営したり、株式会社が請け負っているケースもあります。
民間委託の場合は、メリットデメリットともにあると思いますが、デメリットの方が大きいように感じます。別の記事で書いているので、この場では置いておきましょう。
受託している事業者は、横浜市の下請けのようなものなので、横浜市の管理があっても良いだろうと感じますが、従事者の適正までは横浜市が管理という訳にはいかないのでしょう。
尊敬できる人も多いですが、逆に、おいおい、本当にこの人でいいのっていう人もパラパラいるのが現状ではないでしょうか?
このパラパラが問題です。ここをフォーカスしていきます。
時々いる包括支援センターの問題職員
トライドの場合、包括からの相談は全体の40%です。少ないですよね(笑)
きっと代表の私が文句を言うからでしょうね(笑)いいのです!あんなうるさいケアマネがいる居宅には依頼できない。そんな感じかもしれません(笑)
トライドの従業員に、包括支援センターの問題職員に、嫌でも頭を下げさせてまで、お客さん紹介してくださいなんて、やらせるつもりはありません。そんなの、ホスピタリティでもなければ、相互満足にもつながりませんから。明らかにうちの理念に反します。
包括職員とは言えども、会社の中では一社員というケースがほとんど。ですが、ケアマネに仕事を依頼する立場が多くなると、勘違いする人も出てくるのでしょう。
簡単に言うと、偉そう、上から目線等の言葉で表現できます。ですが当の本人は気づいておらず、正に、裸の王様です。実に残念です。
そういった立場で仕事をしていると勘違いしたくなる気持ちはわからないでもありません。そうであったとしても、そこからニュートラルに戻そうとするのか?しないのか?気づくチャンスは常にあるはずです。
自制できるかどうかで後の結果は大きく異なります。子供なら仕方がないですが、大人と子供の違いは知恵を使えるかどうかではないでしょうか?
大人なら知恵を使ってほしいです。それができない人もいるのでしょうが、それなら、リーダー的な立場で仕事はしてほしくありません。
包括職員の困った一面を紹介しましたが、とても謙虚な職員も多数います。経験がないからかもしれませんし、性格かもしれません。ですが、私は素晴らしいと感じます。対等な立場であることを忘れて、偉そうにしている包括職員よりかもはるかに人間的に上です。そもそも普通のコミュニケーションが取れるというだけで一歩上です。
そういう包括職員との仕事は一生懸命頑張りたいなって感じます。こちらのやる気を引き出してくれますからね。
悪い意味でのベテランケースワーカーよりも、始めたばかりの素直なケースワーカーの違いとよく似ています。
接し方ひとつで、のちの仕事の展開が大きく異なるのです。
私の考え方
他のケアマネジャーはどう思うかわかりませんが、
沢山の新規依頼をくれる = いい包括? 個人的にはまるで違いますね。こんなの長続きしませんよ。
誠実なコミュニケーションがとれるというのが大前提です。それができて初めて専門職です。
トライドケアマジメントでは、ストレスの多いケアマネジメントは随分と減ってきたのですが、それでも時々あります。
先日、区役所に大クレームしました。うちが悪ければ謝罪しますが、そうでなければ問題は指摘します。
職員を守れない管理者、仲間を守れないリーダーは、役に立ちません。そういう人にはなりたくありませんし、うちの従業員にもやってほしくありません。
従業員や私を取り巻くネットワークはとても大事です。
上手くやるということがよくわからない私ですが、苦しむほどのストレスを抱えてまで取り組む仕事は、本来の仕事ではありません。少なくてもトライドとしては仕事とは思っていません。
だから起業したんでしょうね(笑)協調性がないと言われれば、そうだと思いますが、個人的には付き合いたくない人や企業とはネットワークを築きたくないと考えています。一定以上の質でなければ、連携・共同は不可と考えています。相互満足を得るためにも連携・共同するには一定以上の質が大事なんです。
よって、誰でも連携をとるような真似はしません。
答えは簡単。お客さんや従業員、会社にとって「負」だからです。そうもいかない時もあるのですが。。。
こんな性格です。以前は人間関係で悩みましたが、今の悩みはもっと高次なものです。起業してよかったことは悩みが変わることです(笑)少なくとも人間関係の悩みではありません;^^
話が合わなくなるのも最近認識してきました;^^
周りとの温度差が違っていることにも気づかず、言いたいことばかり話し、コミュニケーションが取れないような人と話すと極めてストレスを感じます。
そんな人はどこに行ってもいそうですが、包括職員のように目立つ立場にいると尚更です。
区や包括職員の言動は本当に注意してもらいたいものです。つぶしがきかない立場での言動は、時にパワハラにつながります。それを指摘できる人ってほとんどいません。
ケアマネはピンキリと言われますが、区や包括職員も同様です。唯一の違いは、ケアマネはだめならクビ!が通用します。行政や委託業務はそうはいきません。だからこそ高いモラルと人間力を磨く責任があるはずです。
適性を見分けるのは難しい
包括などは、適性を見分けてから採用してほしいですが、安い給与でそこまでできないのだと思います。資格があって、応募に来るならだれでも採用してしまう。そんな感じでしょう。
その気持ちはわかりますが、モンスターのような職員は古いなと感じてしまいます。結果クレームになり、問題は大きくなります。
これはケアマネも同じです。ただ、つぶしがきくのかきかないのか、この違いは大きいです。
サポーティブになってほしい
リーダーの教育を受けていない人が、リーダーになるのが難しのかもしれませんが、立場的に包括職員はリーダーなんです。個人差もあるでしょうが、包括職員はサポーティブであるからこそ、その価値が発揮されると思います。サポーティブはリーダーの一つの要素だと感じます。
人を大事にできない人は周りからも大事にされません。
人を大事にできない人は何も生み出せない!人を大事にするから多職種連携につながる!
どの世界にも向き不向きがありますが、専門職以前に私たちが相手にしているのは人なんです。
人を大事にできない人は愛されません。でも大事にする人には人が集まります。
愛されない人に限って、注目を得たいと感じているものです。だったら変われ!勇気をもって変われと言いたい。
人を大事にできるからこそ、連携・共同できます。下らぬ立場は置いておいて、人を大事にすること。そして、その人がどんな思いでその場にいて、どんなことを考えているのか等、そこだけを考えれば答えは出てくるはずです。結果は変わります。
多職種連携とはこういうことなのではないでしょうか?
本当の意味で、みんなで連携・共同することで、驚くほどすごいことが起きるかもしれませんね^^
常に変わることは難しいですが、時代の流れに合わせて変わることができる自分でありたいと感じます。
業界は異なるが、なんだかシンクロしました
7/27(土)初めて、動物愛護センターに行きました。地域猫のセミナーです。台東区の素晴らしい取り組みを紹介してくれました。そのあと、横浜市の取り組みも少し話してもらったのですが、まぁ~よわい。もっと踏み込めよと感じたのですが、最後の質問者2人が、市へのクレームをあげていました。「上から目線」「そういう市の態度に腹が立つ」等です。その2人が質問した後に、大した答えは返ってこなかったのですが、会場の参加者から拍手が起きたんです。
行政と当事者の考えていることはまるで異なると感じました。
業界は異なりますが、なんだかわかるわかるって感じです。
もっと近づけるはずなんですよ!もっと!
※不幸な猫が一匹でも減りますように^^何かできるといいなと思います。
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